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下部消化管内視鏡検査(大腸内視鏡)
大腸内視鏡検査により、直腸から盲腸にわたる大腸全域と、小腸の一部を観察することができます。最近は内視鏡の進歩により、よりスムースな挿入ができるようになっています。観察に加え、生検といって粘膜の組織を一部採取したり、ポリープ切除などの処置も可能です。上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)と原理は同じですが、違う点は、大腸の中を観察しやすくするために検査前に下剤を飲んで頂くことです。下剤の種類もいくつかあり、その方に合うものを選んでいます。
近年、わが国では大腸がんが増加しており、便潜血検査で陽性となった場合の二次検査としても大腸内視鏡検査が行われます。また、若い方で炎症性腸疾患という腸に炎症を起こす病気が急速に増えており、大腸内視鏡検査の需要が増しています。